高校で中国語を学ぶ・教える。その調査・研究、教員研修、「学習者支援プログラム」の実施を通じて「高校中国語教育」の充実、発展をめざしています。
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2015/07/22

2015年全国大会、成功裡に終了。先生方、ご協力ありがとうございました。

| by 関東075

2015年度の高等学校中国語教育全国大会は、620日~21日、岡山市内のピュアリティまきびにおいて約60名の参加者を得、盛会のうちに閉幕しました。                                                                                                    
 第1日目の20日の開会式では、本研究会の代表理事である松山美彦先生(北海道登別明日中等教育学校)による主催者挨拶の中で、岡山県が高中研発祥の地であること。2008年以来、高中研の会長を高等学校の校長先生にお願いしてきた経緯と、今年度から関西高等学校の砂川芳毅校長先生に会長をお引き受けいただいたことが説明されました。また、今回のテーマを設定するにあたり、昨年度の高中研全国大会での参加者アンケートの結果が反映されたということが説明されました。

次に長年、高中研をサポートしてくださっている公益財団法人国際文化フォーラム常務理事内藤裕之様、関西高等学校の砂川芳毅校長先生から、それぞれ熱のこもったご挨拶をいただきました。
 大会テーマ「明日の授業で早速使おう-ICTを活用した中国語教育」のメインとなる関西大学アジア文化研究センター 氷野善寛先生によるご講演「中国語教育におけるICT利用を考える」は長年の研究及び教学の経験をもとに、ICT初心者にも非常に分かりやすくお話いただき、配布された資料にも丁寧な解説と参考になるICT教材を紹介くださいました。大変興味深いお話の数々にICTを活用してみようと実感させるものでした。
 その後、講演をもとに、明日に使える授業プランの作成を小グループに分かれ実施しました。主なプランとして「ビデオを用い寸劇を撮り、それに日中両言語の字幕を付け、全校生徒の前で紹介するというプラン。」「生徒に動画と画像を与えて、中国語の音声を入れさせる。それをコンテストにしてみるというプラン。」などがあげられました。また、留意点として「ICTを使うと生徒の顔があがる。そのやる気を持続させる努力が必要。」「ICTを活用し、中国語を学んだ先に何があるかを実感させることが大事である。たとえば留学生に来てもらったり、体験をすることをとおして、実際に使う方法を学んでもらう。」などが出ました。(詳細(グループの代表的な意見)は高中研HPの会員用ページから閲覧できます。)

その後、総会が開かれ、2014年度の事業報告・決算報告、2015年度の事業計画と予算案が承認されたあと、高校生中国語発表会全国大会(仮称)開催に向けて熱心に話し合われました。今年度の実施に向け、暗誦の課題文を全国共通とすること、暗誦・弁論の発表をDVDで録音録画し、東海支部で審査を担当することが確認されました。
 次に役員が改選され、会長として関西高等学校校長・砂川芳毅校長先生が、理事として埼玉県立伊奈学園総合高等学校・星野勝樹先生、岐阜市立岐阜商業高等学校・杉山明宏先生、大阪市立桜宮高等学校・三村章子先生が、会計監査として私立桜丘高等学校・岩佐 潤先生東大阪市立日新高等学校・須田美知子先生が就任することが承認されました。
 懇親会は同会場において行われ、北は北海道、南は沖縄から参加した参加者同士の語らいは尽きませんでした。
 21日は朝から分科会が開かれました。4名の先生が2つの会場において実践報告をされ、熱心な質疑応答が交わされました。大阪府立桃谷高等学校の岸 昌代先生、私立桜丘高等学校の岩佐 潤先生、大阪府立門真なみはや高等学校の栁 素子先生、埼玉県立伊奈学園総合高等学校・星野勝樹先生が発表され、多くの先生方が耳を傾けました。

 閉会式では、関西高等学校長 砂川芳毅校長先生からご挨拶があり、主管の中国・四国支部理事 水口一久先生から今大会を振り返る言葉ありました。そして最後に来年度主管、九州支部、稲築志耕館高等学校 水本敬子先生へのお道具箱の引き継ぎがありました。来年度は長崎県立佐世保東翔高等学校 深谷秀光先生を中心に福岡県で開催の予定です。

来年度は福岡でお会いしましょう。


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