高校で中国語を学ぶ・教える。その調査・研究、教員研修、「学習者支援プログラム」の実施を通じて「高校中国語教育」の充実、発展をめざしています。
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2016/07/14

2016高等学校中国語教育研究全国大会in福岡 無事終了しました。

| by 関東075

   2016年度の高等学校中国語教育研究大会は、618日〜19日、福岡市内にある西南学院大学の西南コミュニティーセンターで開催されました。総勢55名の参加者を得、盛会のうちに閉幕することができました。これもひとえに会員の皆様の協力があってのことです。ありがとうございました。

 第一日目の開会式では、北海道札幌平岸高等学校・松山美彦先生より主催者挨拶がありました。また、英語教育が勢いを増してくる中、中国語教育を含めた他の外言語を学ぶ意義を考えていく大会にしたい。という大会テーマ趣旨説明がなされました。

 次に、公益財団法人国際文化フォーラム常務理事・内藤裕之様より高中研が今後発展していくにあたりしっかりとサポートしていきたいという、お心のこもったご挨拶をいただきました。

 今回の大会テーマ「化する言語教育の中で中国語教育の果たす役割」を考えるにおいて、今年は基調講演ではなく、神奈川県立鶴見総合高等学校教諭・山下誠先生、神田外語大学アジア言語学科准教授・植村麻紀子先生、公益財団法人国際文化フォーラム事務局長・水口景子様のお三方に「外国語教育は英語だけでいいのか」というテーマで鼎談をしていただきました。

 日本の高校における多言語教育の現状と課題を再度確認したうえで、今後さらに多言語教育を推進していくためには何が必要なのかということを提案いただきました。さらに、実際の教育現場に関わっている参加者とともに、今後中国語教育が何を果たすべきかについてあらためて考える機会を提供していただきました。

 その後、鼎談を受けて、5人1グループのグループワークを実施しました。付箋にアイデアを書き出して、それを用紙に貼付けていくという方法を取り、「多言語教育の充実に向けて自分たちに何ができるのか」と「豊かな多言語教育をめざすために中国語教育が果たすべき役割」の2つのテーマについて議論しました。時間を忘れるほどの活発な意見交換の場となりました。グループワークの作業結果はとりまとめ次第、HPにアップしますので、少しお待ちください。

 その後、総会が開かれ、2015年度の事業報告・決算報告、2016年度の事業計画と予算案が承認されました。また、第一回高校生中国語発表全国大会の振返りを参加者とともに行い、第二回大会がより良い大会になるように熱心に話し合いました。

 次に役員の改選がされました。代表理事として私立桜丘高等学校・岩佐潤先生、副代表理事として私立関西高等学校・水口一久先生、理事として市立札幌大通高等学校・佐藤千恵子先生、福井県立足羽高等学校・山本弥生先生、会計監査として宮城県古川高等学校・山崎順平先生が就任することが承認されました。

 また、任期を迎えられました、前代表理事の北海道札幌平岸高等学校・松山美彦先生、前理事の私立敦賀気比高等学校・浅田真由美先生より任期を終えての一言をいただきました。

 懇親会は、同学の西南クロスプラザにおいて行われ、おいしい料理とお酒に舌鼓を打ちながら、参加者同士、話に花を咲かせ、とても楽しいひとときを過ごすことができました。

 二日目は、2つの分科会が開かれました。第一分科会は、長崎県立壱岐高等学校・山口峻史先生が「壱岐高校の中国語〜中国語コースの学び」を、また、第二分科会は、私立桜丘高等学校・岩佐潤先生が「なんで学ぶの?中国語 生徒の心のつかみ方」を各分科会場で実践報告していただきました。普段先生方がされているユニークな授業を聞くことができ、たくさんの参加者が刺激を受け、とても良い研修になったと感じています。

 その後の意見交換会では、小グループに分かれて、今大会の振り返りや、実践報告された先生方への質問、今後の高中研の事、各自の学校事情や教授法など、各グループが思い思いに話し合える場を設けました。

 閉会式では、新代表理事の私立桜丘高等学校・岩佐潤先生より、今後の高中研をより良くしていくという決意表明がありました。また、主管の九州支部理事の長崎県立佐世保東翔高等学校・深谷秀光先生から今大会を振り返る言葉があり、その後、来年度開催の北陸支部理事の福井県立足羽高等学校・山本弥生先生へのお道具箱の引き継ぎがありました。来年度は、山本先生を中心に福井県で全国大会が開催される予定です。

みなさま、来年は是非是非福井県でお会いしましょう。


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