2025年(第42回)高等学校中国語教育研究全国大会が開催されました。
2025年6月14 日(土)、 15日(日)の2日間、(第42回)高等学校中国語教育研究全国大会が、福井県敦賀市にある嶺南学園 敦賀気比高等学校で開催されました。
初日は、敦賀気比高校のダンス・チア部よる歓迎セレモニーのあと、奥村 佳代子先生が「近世日本における中国語学習の諸相‐学習者と教師の思い‐」というタイトルで講演されました。今回の講演では、江戸時代の中国語学習をテーマに「唐通事」が取り上げられました。彼らがどのようにして中国語を学び、身につけていったのかを、さまざまな資料をもとにスライドを使ってわかりやすくお話しいただきました。江戸時代の学習法のほうが、むしろ現代より優れているのでは?と感じさせられる場面もあり、また、今と変わらない教師と生徒のやり取りを描いたユーモラスなエピソードもとても印象的でした。

講演のあとは、ワークショップ「主体的に生徒が活動する授業づくりの工夫」を実施しました。参加者はグループに分かれ、それぞれが生徒の主体性を引き出すための工夫を発表。発表内容は付箋に書き出し、一枚の用紙にまとめて全員で共有しました。お互いの実践や工夫を共有できただけでなく、日頃は直接会うことのできない会員同士の交流を深めることができた、非常に有意義な時間となりました。

二日目の分科会では、3人の先生方に発表をしていただきました。
「中国にルーツがある生徒が多いクラスの中国語授業の実践報告2025―『中国語×X』の試みから―」
「語学研修~海外語学研修を通して教わったこと~」
「パフォーマンス課題を意識した授業デザイン‐ICTをうまく活用するヒント‐」
昨年11月の沖縄大会からあまり時間がない中での開催となりましたが、
大会の準備・運営にご協力くださったすべての皆様に、心より感謝いたします。