たこぱんだより vol.3

【爆竹はいつ鳴らすもの?】
 皆さんは幼い頃、爆竹を鳴らした経験はありますか?ひとたび点火すれば、「ババババン!」とけたたましい音がしますよね。中国では爆竹は邪気を払うものとされ、いつもどこかで鳴っています。上海のような大都市では、環状外であれば爆竹の使用が許されます。市政府が認可している爆竹専門店“鞭炮专卖店”で購入し、一度につき1千~2千発、多い時には1万発も鳴らすそうです。では、いつ鳴らすのでしょうか?多くは以下の時のようです。

・“大年三十(除旧迎新)”:日本でいう大晦日から年越しの瞬間。
・“春节 初一”:新しい朝の目覚めの一発に。
・“春节 初四(迎财神)”:お金の神様“财神”をお迎えするために。
・“春节 初十五(元宵节)”:この日は白玉団子“汤圆”を食べます。
・“结婚典礼”:新婦が新郎の家に入る前に、新郎側が鳴らします。
・“搬家”:新居に入る前に鳴らします。
・“开店、开业”:“发财”の“”と“八”を掛け、8のつく時に鳴らします。
(例)8時08分など。
・“重大工程完工”:橋やビルの建設など、大きな工事が終った時に鳴らします。
・“上大粱”:農村では、家の中心となる大きな梁をかける時に鳴らす。

【爆竹を鳴らしたその後は……】
 春節の爆竹は、ぜひリアルタイムで体験して知っていただきたいです!深夜鳴りっぱなしの爆音で安眠できませんし、もくもくと上がる煙の量もものすごく、窓を開けて爆竹の様子を観察できる状態ではありません。
無数の爆竹を鳴らした後は、その残骸が散らばり、煙のニオイが立ちこめています。さて、この街中にあふれた燃えカス、いったい誰が掃除するのでしょうか?答えは、道路を掃除する清掃員やマンション管理会社の清掃員です。点火した当人たちは、鳴らし終えるとさっさと家や持ち場に戻ってしまいます。

【爆竹を鳴らせば○○が儲かる!?】
 面白いことに、春節のあと一番儲かっているのは、なんと車の修理屋さんや洗車屋さんだそうです。上海の車の多くは路上に駐車しているため、爆竹で窓が汚れたり、火花などでタイヤや車体が傷つくことも……。事前に車体にシートをかけておく人もいますが、爆竹による引火の危険性もあるため、ほとんどの車が無防備なままなのです。(Gao)