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2018年度 東海支部活動報告

 今年度も、東海地区高校生中国語発表会を実施しました。今回も愛知大学の協力を得て、車道校舎の素晴らしい会場で発表会を実施できました。今回は愛知県、岐阜県の2県から朗読部門15名、暗唱部門7名、弁論部門3名の参加がありました。朗読部門の参加者は昨年より大幅に減少してしまいました。静岡県と三重県からの参加は、今年度もありませんでした。審査員の先生からは、発音の基礎を大切にし、まずは口を大きく開けて一つ一つの言葉を正しく発音し、その上で表現力に磨きをかけることが大切であるとのご助言をいただきました。弁論部門には、昨年より1名増加の3名が出場してくれました。最優秀賞1名の他、弁論部門に出場したがんばりを称え、審査員特別奨励賞を2名に授与しました。今回、参加者の中に日常的に中国語を用いた経験は無いが、親が中国人という生徒がいました。審査員の先生から、本当に他の生徒と同等に評価して良いのかという問題が提起されましたが、現行の参加資格を満たしている以上、同等に評価するしかないということになりました。この問題は全国大会にもつながる問題ですので、来年度に向けて改めて検討する必要があると思われます。
 今年度も東海地区で中国語を教えておられる先生方の研修会を開く予定でしたが、会場と先生方の都合が付かず、開催できませんでした。来年度以降、東海地区の中国語教育を活性化させるために、学校法人あいちビジネス専門学校と中国語教育研究活動において連携することにし、協定書に調印しました。これにより、来年度以降、東海地区の中国語教育に関わる先生方や生徒たちのために、有益な場を提供しやすくなると思われます。この連携について、東海地区の会員が集まって協議し、その場で東海地区高校生中国語発表会のあり方についても話し合いました。一昨年度までは参加費として一律 2,000 円各校から徴収していましたが、昨年度から、高中研に加入している先生が所属する学校は参加費1,000 円、非加入の先生が所属する学校は参加費 3,000 円を徴収することにしました。しかし、県教育委員会の後援を得る際に参加費の徴収が問題となることがあり、来年度以降は発表会への参加は会員校のみとし、参加費は徴収しないこととしました。これまでは中国語教育の裾野を広げるという意味で、高中研に加入していない指導者の学校にも案内を送ると共に、高中研への加入を精力的に呼び掛けてきました。しかし、来年度からは東海支部としての活動内容の充実を図り、それを年度当初に中国語教育実施校に周知して高中研への加入を呼びかけていこうと考えています。

第18回東海地区高校生中国語発表会

1.目的

(1)東海地区(愛知、岐阜、三重、静岡の4県)の高等学校における中国語学習の振興
(2)東海地区で中国語を学習している生徒間の交流

2.日時

平成30年11月18日(日)10時20分から15時00分

3.場所

愛知大学車道校舎 K1005教室

4.参加資格

(1)東海地区の高等学校の在籍者で、中国語を学んでいる者(部活動・個人学習等、授業以外で学んでいる高校生も可
(2)中国語が公用語とされている国や地域に9ヶ月以上滞在したことのない者
(3)日常的に中国語を用いた経験のない者
(4)朗読部門は5単位以下の履修者であること(履修中の者も含む)
(5)暗誦部門は単位数の制限はなし(5単位以下の履修者でも可)

5.発表

朗読部門 課題文「笋芽儿」
暗唱部門 課題文「狐假虎威」
弁論部門 自作の未発表の文章を中国語(普通話)で暗誦。3分以内。

6.参加人数

1校につき最多6名、なおかつ各部門3名まで。1人1部門の参加に限る

7.入賞者

<申込者の推移>

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